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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年04月19日

頚椎椎間板ヘルニアの鍼灸治療

右肩から上腕、前腕までの痛みと痺れを主訴をする50歳代男性が来院された。2週間ほど前から症状が出て数日経っても治らないので最初整骨院に行ったが痺れがひどくなったので整形外科を受診した。診断はMRIを撮らないとはっきりしないが頚椎の軽いヘルニアか神経根性頚椎症だろうと言われた。

治療は湿布、鎮痛剤、局所の温熱治療を受けているそうだ。幾らか良くなったが首を動かすと痛みと痺れが出るのではり治療を試してみたいとのことだ。このブログでも何度か書いているが鍼や灸で器質的変形が元に戻ることはないが自覚症状が変化することは日常的に経験している。

先ず首や腕を色々な方向に動かしてどこで症状が強くなるか確かめ痛みと痺れが軽くなるツボを探しながら治療を進めた。私は初診時ほとんど痛みの局所に施術しない。理由は他の治療所を経ての来院の場合すでに局所的には治療をされていているのでいまさら同じことをする必要はないと思うからだ。もちろん痛みの部分がどうなっているかの診察はする。

治療の結果前腕の症状は無くなったが首を後屈しての肩上部、肩甲部の痛みはまだ最初の半分くらい残っている。今日はここで時間いっぱいになり様子を見てもう一度来てもらうことにした。鍼灸治療の場合治療直後より1~2日経って改善することもある。今日の治療で効果があったツボには自宅でお灸をしてもらうことにした。  

  • Posted by へんせき at 22:08Comments(0)運動器疾患