たまりば

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2018年06月14日

むくみと自律神経

一か月半ぶりに来院された70歳の女性。一ヶ月くらい前から足(膝から下)がむくむようになったとのこと。浮腫は水分が血管外に異常に漏れて皮下に溜まる状態で、通常は一過性のものだがまれに重病のサインのこともある。

先ずは重病のサインとしてのむくみかどうかを鑑別する必要がある。短期間に体重が増えてないか。むくみと同時に息切れがないか。一番怖いのは心臓病だが腎臓病や肝臓病からのむくみもある。高齢者では栄養不足(特にたんぱく質)でも起こる。

また薬の副作用も考えなければならない。特に多いのは降圧剤特にカルシウム拮抗薬、漢方薬で甘草が入っているもの等がある。この患者さんはむくみが出始めた1週間くらい前から漢方薬を飲み始めたとのことだったので薬局に連絡して甘草が入っていたらしばらく休薬することを勧めた。

治療は心臓と腎臓の交感神経を抑えるH3F3井穴刺絡とH5F5井穴刺絡をする。日常的なむくみの対策としては軽い運動(スロージョギング)やふくらはぎの筋トレが有効だ。基本に血行不良があるのでその解消のために運動(ストレッチ、エアロビクス、筋トレ)の他、足踏み、青竹ふみ、膝の屈伸なども効果がある。

他に乳がんや子宮がんなどの手術の後遺症として起こるリンパ浮腫があるがこれは専門の治療が必要だ。この患者さんは漢方薬を止め自宅で井穴のお灸をしながら赤小豆の煎じ汁を飲んだところ3日目からむくみが退いてきた。


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