2017年03月05日
起立性調節障害(消化器症状とふらふら感)
中学1年男子。今年の正月明けから体調が悪く起床時からおなかに鈍痛があり、体がふらつき起きてこれなくなった。最初消化器の病気を疑い色々な検査をしたが原因が分からなかったが、1か月前にJ大学病院で起立性調節障害と診断され昇圧剤と漢方薬の治療をしている。
現在は午後から登校できるようになったが午前中はお腹の痛みとふらつき感で休んでいることが多い。11時に来院してもらった。起床時よりましだが、腹痛とふらつき感は残っている。痛みはおへその周りに自発痛がある。朝食は食べられないことはなく食欲もある。睡眠も正常。
臥位と立位の血圧差はそれほどではないが脈拍の差が大きい。治療は左のF1F6井穴刺絡をして足三里、中脘、天枢をせんねん灸で温めたら腹痛が引いてきた。ふらつき感は変わらない。次にH5F5井穴刺絡で副交感神経の興奮を抑える。腎兪にせんねん灸をして立ってもらうとふらつき感もほとんど取れていた。
家庭治療の冊子をお渡しし交感神経を活発にする生活と次回自宅での治療を指導することにして終了した。
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現在は午後から登校できるようになったが午前中はお腹の痛みとふらつき感で休んでいることが多い。11時に来院してもらった。起床時よりましだが、腹痛とふらつき感は残っている。痛みはおへその周りに自発痛がある。朝食は食べられないことはなく食欲もある。睡眠も正常。
臥位と立位の血圧差はそれほどではないが脈拍の差が大きい。治療は左のF1F6井穴刺絡をして足三里、中脘、天枢をせんねん灸で温めたら腹痛が引いてきた。ふらつき感は変わらない。次にH5F5井穴刺絡で副交感神経の興奮を抑える。腎兪にせんねん灸をして立ってもらうとふらつき感もほとんど取れていた。
家庭治療の冊子をお渡しし交感神経を活発にする生活と次回自宅での治療を指導することにして終了した。
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Posted by へんせき at 21:59│Comments(0)
│小児・婦人科
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