たまりば

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2017年02月04日

後骨間神経麻痺と頸椎ヘルニア

5年ぶりに来院された60歳の男性。一週間前から左の肩甲骨内側の奥の痛みがひどくなり、左手の指が動きにくくなった。すぐに総合病院の整形外科を受診したところ首のレントゲン検査で頸椎ヘルニアが疑われるので次回MRI検査をすることになり鎮痛剤を処方された。

左手を診ると指が伸びない(広がらない)が手首は背屈できる。動作ではボタンをはずしたりペットボトルの栓の開閉ができず、パソコンのキーボード操作が出来ない。知覚の障害はない。肩甲骨内縁の痛みは首からかもしれないが手の症状は後骨間神経麻痺が強く疑われた。

翌日MRI検査と診察があるとのことなので医者に後骨間神経麻痺ではないか聞くように話した。翌日医者はMRI画像を見ながら頸椎ヘルニアに間違いない治療法は手術しかないので専門病院を紹介すると言ったそうだ。患者さんは私に言われたように指の動きを見せながら後骨間神経麻痺ではないかと聞いたら「あっ、そうですね」と言い一応紹介状だけ出しますと言って治療終了。

後骨間神経麻痺は2~3か月できれいによくなるので心配しないでいいと説明して鍼灸治療を続けることにした。初回の治療から4日目だが首の方もいくらか楽になっているとのこと。指の治療は左指すべての井穴刺絡、1指と2指がとくに動きが悪いのでそこは2回刺絡する。これで2指が最初よりいくらか伸びるようになった。

後は肘の周囲を中心にEAP。首や肩甲骨内縁の痛みに対してはF4井穴刺絡と百会とその左側の頭部刺絡をする。手術が最適の治療法のこともあるが後戻りができない治療法なのでその適否はよくよく見極めないと後で後悔することになる。


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