2015年03月17日
変形性膝関節症に赤羽式皮内鍼法を応用
腰痛治療中の70歳代の女性。数回の治療で腰はほとんど元の状態に戻ったので、本格的に左膝の変形性膝関節症の治療をすることにした。膝はくの字に曲がり医者からは手術を勧められている。本人は痛みさえ取れれば日常生活は何とかできるので手術はしたくないとのこと。
歩行は杖をついて歩くのだが悪い方の足は歩幅が狭く体も揺れる。これだけ変形していると負荷が指や足首にかかっていることは間違いないが、稲舛先生が動画で赤羽式皮内針の説明をしていたのを思い出し大転子の周囲の圧痛を調べてみた。2ヶ所に圧痛があるのでそのひとつにハペパッチを貼って歩いてもらうと楽になった。
もう1か所にも貼るとさらによくなった。足の甲4-5中足骨の間にもハペパッチを貼り最後にF5井穴刺絡をすると歩幅も広がり歩いての痛みも90%楽になる。しかし関節の曲がり具合は最初より少し良くなった程度で十分ではないが、本人は痛みが減っただけでも満足と言う。セルフケアが出来そうにないので痛みがぶり返しそうになったらまた来てもらうことにした。
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歩行は杖をついて歩くのだが悪い方の足は歩幅が狭く体も揺れる。これだけ変形していると負荷が指や足首にかかっていることは間違いないが、稲舛先生が動画で赤羽式皮内針の説明をしていたのを思い出し大転子の周囲の圧痛を調べてみた。2ヶ所に圧痛があるのでそのひとつにハペパッチを貼って歩いてもらうと楽になった。
もう1か所にも貼るとさらによくなった。足の甲4-5中足骨の間にもハペパッチを貼り最後にF5井穴刺絡をすると歩幅も広がり歩いての痛みも90%楽になる。しかし関節の曲がり具合は最初より少し良くなった程度で十分ではないが、本人は痛みが減っただけでも満足と言う。セルフケアが出来そうにないので痛みがぶり返しそうになったらまた来てもらうことにした。
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Posted by へんせき at 22:59│Comments(0)
│運動器疾患
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