2014年08月20日
上腕二頭筋の断裂に対するパイオネックスと巨刺
ベンチプレスで150kgを挙げる力持ちの40歳代会社員。半年前筋トレ(片手懸垂)をしていて左上腕二頭筋を断裂し、しばらくまったく腕を動かせなくなった。鍛えているとはいえ90kgの体重を片手で引き上げる運動は予想以上に負荷をかけすぎたのだろう。受傷後1ヶ月を過ぎて少しずつ動かせるようになり今は日常生活は普通にできるようになった。
しかし幾つかの動作で受傷部から脇下、大胸筋の外上部に違和感と突っ張りを感じる。一番気になる動作は肘を曲げて肩の高さで後ろに引く動作。ベンチプレスは怖くてできないと言う。痛みはそれ程ないと言うが、触って診ると力こぶの中心腺上(肘から肩まで)に多数の圧痛点を蝕知する。
左H2H3の井穴刺絡をするがほとんど変化がない。そこで患側の圧痛点にパイオネックスを貼り、健側の対応部位に寸3-5番鍼で即刺即抜で1㎝刺入の鍼治療を試してみる。圧痛点10数ヵ所を上から順にやっていくと一か所ごとに違和感が減っていき最終的に90%解消した。
治療に来る時間が取りにくそうなので、先ずは自宅で2~3日圧痛点を確かめパイオネックスを貼りかえるように指示。(おそらく圧痛点が少しずつ減っていくと思われる) 腕の治療はここまでとして他に自覚症状はないが血圧が高めと言うので(測ってみると160/100mmHg)高血圧の治療H6F4H5の井穴刺絡をして治療終了する。
にほんブログ村
しかし幾つかの動作で受傷部から脇下、大胸筋の外上部に違和感と突っ張りを感じる。一番気になる動作は肘を曲げて肩の高さで後ろに引く動作。ベンチプレスは怖くてできないと言う。痛みはそれ程ないと言うが、触って診ると力こぶの中心腺上(肘から肩まで)に多数の圧痛点を蝕知する。
左H2H3の井穴刺絡をするがほとんど変化がない。そこで患側の圧痛点にパイオネックスを貼り、健側の対応部位に寸3-5番鍼で即刺即抜で1㎝刺入の鍼治療を試してみる。圧痛点10数ヵ所を上から順にやっていくと一か所ごとに違和感が減っていき最終的に90%解消した。
治療に来る時間が取りにくそうなので、先ずは自宅で2~3日圧痛点を確かめパイオネックスを貼りかえるように指示。(おそらく圧痛点が少しずつ減っていくと思われる) 腕の治療はここまでとして他に自覚症状はないが血圧が高めと言うので(測ってみると160/100mmHg)高血圧の治療H6F4H5の井穴刺絡をして治療終了する。
にほんブログ村
Posted by へんせき at 22:46│Comments(0)
│運動器疾患
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。