たまりば

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2014年03月29日

36週目の逆子治療(井穴刺絡とお灸)

25歳初産の主婦。28週くらいから検診で逆子を指摘されていたが、特に医師からの指導はなく3日前の検診でこのまま逆子が治らなければ出産予定日の10日前に帝王切開になると言われた。

手術予定日の18日前に逆子治療のために来院された。今まで鍼灸治療の経験はなかったが、母親の知人の娘さんが帝王切開2日前に当院で逆子治療を受け帝王切開を回避することができたことを知り自分も試してみたいと思ったそうだ。

全身症状に問題なく自分なりに体を冷やさないように注意して生活しているとのこと。逆子治療の定番は三陰交と至陰のお灸の他F4井穴刺絡、百会の刺絡、足陰経の井穴刺絡などがある。初回は三陰交のお灸3壮とF4の井穴刺絡。

お灸を自宅でやってみたいとのことなので、艾のひねり方を教えツボに印をつけて治療終了。3日後に検診があるのでその結果により次の治療を考えることにした。自宅でお灸をする場合は両方の三陰交と至陰に半米粒大の艾で3~5壮これを3~4日連続施灸、その後2~3日休んでまた3~4日連続施灸する。通常1回目の施灸で治ることが多い。

逆子治療で来られる妊婦さんの話によると産科では積極的に逆子指導はないようで自然に治らなければ帝王切開での出産に進むようだ。逆子は早いほど返りやすいので逆子を指摘されたら早めにお灸や井穴刺絡で治療されるといい。

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    Posted by へんせき at 23:38│Comments(0)小児・婦人科
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