たまりば

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2013年09月15日

食欲不振と下痢が続き体に力が入らない主婦

50歳主婦。7月から食欲がなくなり下痢が始まった。内科で整腸剤を処方され一時よくなったが、8月に引越しをして疲れたせいかまた食欲がなくなり下痢が始まった。8月下旬には朝起きると微熱が出るようになった。内科で抗生剤をもらい3日飲んだら熱は下がったが益々食べられなくなった。下痢は毎日1~2回下腹部痛を伴う。

他にバセドー病と子宮腺筋症の経過観察のため定期的に通院している。市の健康診断では特に異常はない。

先ずお腹を触診すると鳩尾とお臍の中間付近とお臍の左5㎝くらいの部位に強い圧痛がある。お臍の左側には塊りも感じる。左F1の井穴刺絡で70%よくなる。左F6で圧痛はすべて取れる。患者さんはお腹に鍼やお灸をするものだと思っていたので少し驚かれた様子。お臍の脇の塊りはまだ残っている。

下痢症状に対してH5F5の井穴刺絡。体が少し暖かくなる言う。かなり体力低下しているようなので背部兪穴6ヶ所と三陰交、足三里に灸点紙を貼って各2壮施灸する。来院時弱弱しかった声にハリが出てきた。治療はこれで終了して自宅での注意事項を説明する。

食欲がないので毎朝野菜のジュースを作って飲んでいるとのことだが、下痢には悪いので中止して食欲が出るまで玄米の重湯を飲む。(作り方は玄米30gを水800ccで20~30分煎じて400~500ccとし、カスを捨てる)。 食欲が出てきたらお粥と梅干を少しずつ食べる。もし下痢が治まらなければ梅肉エキス(築田三樹園製)と乳酸菌を取る。

自宅治療はお腹を押さえ圧痛があればF1F6とH5F5、圧痛がなければH5F5の井穴ピソマ刺激。三陰交、足三里、天枢のせんねん灸。

治療翌日の夜に経過報告があり、『今日は下痢がなく玄米重湯を飲んでいたら自然にお腹が空いてきたのでお粥を食べた。体に力が入るようになった。連休明けにもう一度治療を受けたい。』とのこと。この方は子供のころ風邪や腹痛など体調が悪くなるとよく近所の鍼灸院に連れて行かれたそうだ。もう何年も鍼灸治療をしてなかったがその時の体験が今回の受診動機になったようだ。

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