たまりば

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2013年02月14日

小児の潰瘍性大腸炎・寛解維持の鍼灸治療

昨年11月12月と二ヶ月入院してステロイド剤を中心の治療を受けた小学2年の女児。現在はステロイド剤とペンタサ、整腸剤の服薬と注腸治療を続けている。症状は安定しているが大量のステロイド剤投与の為ムーンフェイスや多毛の副作用が出ている。

医師は今後ステロイド剤を減薬してペンタサでコントロールしたいが、減薬すると再燃する可能性も高くそうなったら免疫抑制剤に切り替える予定と話している。両親はステロイド剤の長期投与や免疫抑制剤の将来的な身体への影響を心配している。鍼灸治療で再燃の予防、薬剤の減量が出来ないかとのことで連れて来られた。

経過を聞くと血便が出たので受診して全大腸型の潰瘍性大腸炎と診断され重症だった。この病気は原因がはっきりせずいったん寛解するが再燃することが多く継続的な内科的治療が必要で改善しないと血球成分除去療法や外科的治療が選択される。

井穴刺絡治療ではH5F5F1F6F4F6の組み合わせが基本になる。数年前の研究会で福岡の開業医M先生がご自身の潰瘍性大腸炎の症例発表をされた。薬物治療で寛解増悪を繰り返し徐々に悪化し手術も考えたが偶然井穴刺絡を知り手探りで治療を始め徐々に効果的なツボを見つけ症状が安定したとの報告であった。

初回は父親に2回目は母親に治療を教え、自宅で続けて頂くことにした。ステロイド剤を減量して再燃しないようそして可能な限り少ない薬で寛解維持が出来るように継続治療していきたい。小児の治療をして思うことは子供に治療の選択権はなく子供は親や医者の言うことを信じて受けるだけなのでそれだけに大人の責任は大きい。

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