2012年12月23日
まぶたのピクピク(眼瞼ミオキミア)と井穴刺絡
誰でもまぶたがピクピク痙攣したことはあるだろう。普通は知らないうちに自然になおってしまうものだ。45歳主婦、今年3月くらいから右の目の下(下瞼の内側)がピクピクと痙攣が始まり治らないとのことで12月上旬に来院された。10月に眼科、11月に神経内科を受診されて目薬やビタミン剤を処方されたが変わらないそうだ。
まぶたがピクピクする病気には眼瞼痙攣や片側顔面痙攣というやっかいな病気もあるが、多いのは疲れやストレスで起こると言われている眼瞼ミオキミアで普通は数週間のうちには治る。眼瞼痙攣や片側顔面痙攣は痙攣が広がっていくが眼瞼ミオキミアは同じ所がピクピクして広がることはない。
この患者さんの症状は発症時から同じで広がっていない。痙攣の程度は細かい痙攣で近くからよく見ないと分からないくらいだ。しかし自覚的にはうっとうしく、あまりに長期間続いているのでこのまま治らないのではないかと心配しているそうだ。
経験上眼瞼ミオキミアなら1~2回の治療でよくなると説明して治療をした。H5F5の井穴刺絡をすると右目がくっきりして痙攣は止まった。眼精疲労がありそうなので頭部刺絡を4ヶ所してもう一度H5井穴刺絡をして治療終了。
5日後ピクピクは治まっていると連絡がある。しかしその2日後また痙攣が始まったと来院される。H5F5の井穴刺絡をするが止まらない。5分ほど様子を見てピクピクの場所は経絡的に胃経か膀胱経なので先ず右F4をやってみるとこれで痙攣が止まった。左の肩甲間部が凝っているとのことで左合谷に鍼をして治療終了。
井穴刺絡で効果があるので治療のやり方を説明して治療用具も用意した。3日後また始まったと電話がある。F4とH5を指示して自分で治療してもらう。これで治まりその後一週間落ち着いている。9ヶ月もピクピクしていたせいか効果が長続きしないようなら数回連続して治療する必要があると思う。
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まぶたがピクピクする病気には眼瞼痙攣や片側顔面痙攣というやっかいな病気もあるが、多いのは疲れやストレスで起こると言われている眼瞼ミオキミアで普通は数週間のうちには治る。眼瞼痙攣や片側顔面痙攣は痙攣が広がっていくが眼瞼ミオキミアは同じ所がピクピクして広がることはない。
この患者さんの症状は発症時から同じで広がっていない。痙攣の程度は細かい痙攣で近くからよく見ないと分からないくらいだ。しかし自覚的にはうっとうしく、あまりに長期間続いているのでこのまま治らないのではないかと心配しているそうだ。
経験上眼瞼ミオキミアなら1~2回の治療でよくなると説明して治療をした。H5F5の井穴刺絡をすると右目がくっきりして痙攣は止まった。眼精疲労がありそうなので頭部刺絡を4ヶ所してもう一度H5井穴刺絡をして治療終了。
5日後ピクピクは治まっていると連絡がある。しかしその2日後また痙攣が始まったと来院される。H5F5の井穴刺絡をするが止まらない。5分ほど様子を見てピクピクの場所は経絡的に胃経か膀胱経なので先ず右F4をやってみるとこれで痙攣が止まった。左の肩甲間部が凝っているとのことで左合谷に鍼をして治療終了。
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Posted by へんせき at 23:35│Comments(0)
│脳・精神・神経
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