たまりば

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2012年09月08日

中学生女子の起立性調節障害

小学校高学年から高校生くらいで朝起きられず、頭痛、吐き気、腹痛、体のだるさなどで登校もできなくなる子供がいる。起立性調節障害と診断された中学2年の女子が母親に連れられて来た。

小学高学年より立ちくらみや片頭痛が起こるようになったが、軽い鎮痛剤を使い半日くらいでよくなっていた。中学生になって片頭痛が悪化した。月1回程度の頻度で吐き気を伴う頭痛が起き本人の言によると「頭痛が始まる前は左目が見えなくなる」。頭痛が起こると学校も3~4日欠席するようになった。

二年生に進級した4月、朝自宅で倒れ救急車で一度搬送された。5月6月と朝起きられなくなりほぼ二ヶ月学校を欠席した。その間小児科で起立性調節障害と診断され薬が処方された。7月終業式前1週間は登校して、夏休み中は安定していたが9月になりまた朝起きられなくなり学校に行けなくなった。

9月4日初診。起立性調節障害は交感神経の働きが悪くなり、自律神経の切り替えが上手く行かないことが第一の原因。さらに血圧上昇に大きな役割をしている副腎の機能も落ちていると考えられる。治療は副交感神経の働きを抑え、交感神経の働きをよくするH5F5の井穴刺絡と三陰交と腎兪に知熱灸。自宅治療を指導して終了。

5日6日と普通に登校したが、7日は午後から8日は1時間遅刻したとのこと。自宅での井穴刺絡が上手くできなかったそうだ。今日も初診と同じ治療をした。治療前の血圧88/46、治療後100/60と血圧改善して本人も頭がすっきりしたと言う。もう一度井穴刺絡のやり方を教え、少し運動をするようにお話した。

起立性調節障害は運動、食事、生活リズム、ストレスなどを見直し交感神経が活発に働くようになると治る病気なので治療と同時にそこも考慮しなければならない。

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