たまりば

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2012年05月17日

正中神経障害による指の痺れや感覚麻痺

大型の飼い犬に手のひらを咬まれて指や手掌に痺れや痛み、感覚麻痺が残っている55歳の女性。1月下旬に右手の掌と手首の外側寄りの2ヶ所を咬まれた。救急外来で傷を縫う治療を受けたが、その後1ヶ月経っても1指と2指の感覚が戻らず痺れが続いていた。

そこで入院して正中神経の縫合手術を受けた。本人の言によると掌の咬み傷はひどく内の筋のようなものが見えていたとのこと。手術の後しばらく固定していたが母指が動かなくなり腱鞘を切る手術も受けた。手のひらには縫合手術の傷が5cmほど生命線に沿って残っている。

手術後3ヶ月弱ずっとリハビリをしているが、今も右手1指と2指に感覚がなく常に痺れている。力が入らず痛みと浮腫みも気になるそうだ。包丁を握ったり雑巾を絞ることも充分に出来ないので、病院でのリハビリに鍼灸治療を加えることで回復が早まるのではないかとのことで来院された。

掌の手術痕は硬くなって傷跡及びその周囲に激痛の圧痛点が10ヶ所ほどある。その中の何ヶ所かは押すと指先へしびれ感が走る。外傷の治療は受傷部位にどのような刺激を与えるかがポイントになると思うが、その前に1指2指3指の井穴刺絡をすると指先が軽くなると言う。初回は局所の圧痛点にオレンジパイオと知熱灸で症状の変化を試した。今後、ソマやハペ、直接灸、など順次試してみる。

また長期に痛みや痺れが続いていると脳が過敏に反応しているのでそれを抑えるために頭部刺絡。前腕上腕の筋肉の凝りを和らげる為の鍼をして治療終了する。症状にはっきりした好転が自覚出来るまではしばらく続けて治療に来ていただくことにした。

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