たまりば

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2011年12月05日

不整脈(期外収縮と動悸)の鍼灸治療

不整脈は①脈が乱れる ②速くなる ③遅くなるの3つのタイプに分けられる。命に関わる危険なものから心配のないものまであるので、自分がどのような不整脈であるかを知ることは大切だ。

期外収縮とは心臓が一定のリズムから外れ早いタイミングで収縮するタイプで、基本的には治療の必要がない不整脈だ。期外収縮は起きていてもまったく気付かず自覚症状がない人が多い。しかし一瞬心臓がドクッとなり脈が跳ぶように感じる人がいる。

自覚症状を感じる人は場所が心臓だけに脈が跳ぶ回数が多かったり、長時間続いたりすると心配ない不整脈とはいえ不安が募りさらに期外収縮を引き起こすことがある。原因はストレス、疲労、睡眠不足などが自律神経の働きを乱すためと考えられている。

65歳男性が明け方期外収縮が3~4時間続くとのことで来院された。最初に心臓の異常を感じたのは3月で1分間に100拍ほどの頻脈になり動悸を感じ、医者に行き漢方薬を処方された。その後落ち着いていたが10月中旬飲酒をきっかけに期外収縮が出現した。その時は一晩で治まったが、11月中旬に4日間続けて明け方3~4時間起こり眠れなかった。ホルター心電計の検査で「心室性期外収縮」と診断された。

その後も時々明け方や夜7~8時くらいに不整脈を感じることがあり、発生する時間を考えると自律神経が関与しているのではないかと思い鍼灸治療で自律神経の調整をしたいと来院された。治療は交感神経の抑制を基本に心経、肺経、腎経の刺絡、頭部刺絡、背部兪穴の浅い鍼を行なう。三日おきに3回の治療と自宅でのお灸をした結果出現頻度は減り睡眠もよく摂れる様になった。何よりも不安感が減ってきたと感じているそうだ。

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