たまりば

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2011年09月17日

リウマチ患者の後頭部痛、胸部圧迫感、不眠

リウマチを発症して約10年の60歳代女性が、後頭部の鈍痛とつっぱり感を主訴として来院された。大学病院で昨年と今年手首の関節を手術し、2年前から生物学的製剤を使いながら経口薬も鎮痛剤、ステロイド剤、免疫抑制剤、ビスホスホネート、鎮けい剤、降圧剤、睡眠剤、ビタミン剤、サルファ剤、消化性潰瘍剤など12種類処方されている。

リウマチは変形、痛みともにある程度落ち着いているが最近後頭部の痛みとつっぱり感がひどく頚椎がリウマチで変形しているのか心配になり脳と頚椎のCT検査をしたが異常なしだった。鍼灸は経験がないが病院で積極的な治療はないので試してみようと思われた。

鎮痛剤、ステロイド剤、鎮けい剤を使っているのでそれとあまり関係ないことで原因になるものはないか問診を続けていると、まだ調整して半年だが眼鏡が合ってないようだとのことなので先ず眼精疲労の頭部刺絡をした。直後周囲が明るくカレンダーの文字がくっきりして頭部の鈍痛が軽くなる。

自律神経的には交感神経、副交感神経どちらも亢進している。頚部の経絡テストに従い大腸経、三焦系、胆経、膀胱経の治療で首から後頭部の症状はかなり緩和した。そこで首を左右に回してもらうと首が右斜め後の位置で左後頚部にズキッとした痛みが出るので百会の刺絡をすると痛みは消失する。

胸の圧迫感は飲んでいる薬と関係しているようだが、腹診をすると心、胃、肝の部に圧迫痛がある。初めての鍼灸治療なので今日は内臓的な治療はせず、首や後頭部の状態がどうなるか2~3日様子を見てもらうことにした。不眠に関しては寝つきが悪いタイプであるが長期間入眠剤を飲んでいるので急に薬を止めると反動が出る可能性がある。長期的に医師と相談して減薬や頓服に変えていければいい。

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