たまりば

健康・ダイエット 健康・ダイエット調布市 調布市

2011年09月08日

自律神経失調症・緊張して舌が回らなくなる

自律神経失調症・緊張して舌が回らなくなる30歳男性 会社員が2ヶ月前から仕事中話をしようとすると舌がこわばり言葉がスムーズに出なくなってきた。少しずつ症状がひどくなって最近は電話を受ける度に言葉に詰まる状態とのこと。自宅で話をするときはそれほどでもなく、朝方は割合調子がいいが午後になりだんだんひどくなるそうだ。

既往症として5年前に書痙を患い自律神経失調症と診断され心療内科で半年薬物療法を受けたが効果なく、治療中断した経緯がある。今回も心身症的な症状だと思われるので薬ではなく鍼灸治療を試してみようと来院された。また緊張すると異常に汗が出る。

治療した時間は午後0時30分、お話しする限り特にしゃべりに支障はないようだ。いま症状が出ていないので変化を確認しながらの治療ができないが、おそらく交感神経が異常緊張することにより舌が回らなくなるのだと思われる。血圧を測ってみると155/95mmHgと高く交感神経が緊張している。治療の第一選択は交感神経抑制の鍼。

交感神経抑制の井穴刺絡と頭部刺絡をして血圧測定すると132/86mmHgと低下している。その後気持ちを落ち着かせるため腎経の足と胸のツボに浅い鍼をして10分置鍼した。治療はこれで終了して仕事中に症状が軽くなるかどうか様子をみてもらいいいようだったらしばらく自宅でお灸をしていただくようにした。また緊張する時は呼吸が乱れているので意識して深い呼吸をするようにお話した。

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
にほんブログ村


  • 同じカテゴリー(脳・精神・神経)の記事画像
    いつまでも続く下まぶたの痙攣(眼瞼ミオキミア)の刺絡治療
    脳出血後遺症による半身のしびれ感と刺絡治療
    20年続いているのどの異物感(梅核気 ヒステリー球)
    眼精疲労による眉間の奥の痛みとうつ症状
    10年来の頭痛、片頭痛、頭皮違和感
    脳梗塞後遺症による視床痛
    同じカテゴリー(脳・精神・神経)の記事
     狭心症を心配された胸の痛み (2023-08-20 18:04)
     気管支拡張症・手足の不調はパーキンソン病だった (2023-06-11 21:03)
     三叉神経痛・顔面の痛み (2023-04-13 15:24)
     帯状疱疹による痛み、ひきつれ感、4回の治療で完治 (2021-12-29 23:59)
     複視(滑車神経麻痺)ものがダブって見える (2021-09-01 17:52)
     二週間経過した帯状疱疹 (2021-05-06 10:52)

    Posted by へんせき at 20:31│Comments(0)脳・精神・神経
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    自律神経失調症・緊張して舌が回らなくなる
      コメント(0)