2011年05月23日
ギックリ腰と運動鍼
ギックリ腰になったようだとの電話があった。昨日、配達された30㎏の米袋を玄関先から台所に運ぼうと持ち上げた時ミシィと左腰に痛みが走り動けなくなり、その後湿布をしてずっと横になっていたとのこと。今日は痛いながらも動けるようになったので鍼治療をしたいとのお話である。
一番痛い動作は前屈で30度くらい倒すと痛みがでる。もちろん靴下を履く動作は辛い。足にしびれはなく、痛いところは腰椎の2番から仙骨上部の高さでやや左側である。腰椎左側の脊柱起立筋が右に比べやや盛り上がっている。
遠隔部の膀胱経から治療を始めたが、この患者さんに一番効果があったのは局所の脊柱起立筋に0番鍼を4本約5mm刺入しての運動鍼であった。運動鍼とは鍼を局所または遠隔部に刺した状態で損傷部位を軽く動かすやり方で、腰だけでなく肩でも膝でも応用できる。運動を加えることにより筋肉の緊張がより緩む。
ベットに腰掛け鍼を刺したまま痛みが出ない範囲で前屈を10回してもらった。その後鍼を抜いて腰を前屈してもらうと90度近くまで曲がる。痛みの程度は最初を10とすると2に減っている。治療効果を維持するために円皮鍼を貼り治療を終える。
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一番痛い動作は前屈で30度くらい倒すと痛みがでる。もちろん靴下を履く動作は辛い。足にしびれはなく、痛いところは腰椎の2番から仙骨上部の高さでやや左側である。腰椎左側の脊柱起立筋が右に比べやや盛り上がっている。
遠隔部の膀胱経から治療を始めたが、この患者さんに一番効果があったのは局所の脊柱起立筋に0番鍼を4本約5mm刺入しての運動鍼であった。運動鍼とは鍼を局所または遠隔部に刺した状態で損傷部位を軽く動かすやり方で、腰だけでなく肩でも膝でも応用できる。運動を加えることにより筋肉の緊張がより緩む。
ベットに腰掛け鍼を刺したまま痛みが出ない範囲で前屈を10回してもらった。その後鍼を抜いて腰を前屈してもらうと90度近くまで曲がる。痛みの程度は最初を10とすると2に減っている。治療効果を維持するために円皮鍼を貼り治療を終える。
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Posted by へんせき at 22:39│Comments(0)
│運動器疾患