たまりば

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2011年04月29日

高齢出産と鍼灸

高齢出産は35歳以上での出産を指すが、近年40歳を超えての出産も珍しくない。厚生労働省の人口動態統計によると2009年の総出生数は約107万人でそのうち40歳代での出生数は約3万2千人。1985年は総出生数は約143万人で40歳代での出生数は約8千人。24年の間に出生数は36万人減ったが40歳代の高齢出産は約4倍に増えた。

女性の社会進出や晩婚化が影響しているのだろう。高齢出産は「妊娠」と「分娩」に関して統計的にはリスクが高いが、若いうちの出産に比べて相対的に高リスクであるというだけで大半は正常な妊娠・分娩を辿っている。ただ体力的には若いときより劣っているのでその分ケアが必要になる。

出産予定日を40日後に迎える37歳の会社員。二週間前から両足にむくみが出てきた。1週間前に電話で相談があり自宅でのお灸治療を続けられていたが、産休に入ったとのことで来院された。この方は妊娠された時から東洋医学の参考書を読み、健康管理に努められていた。妊娠初期からずっと順調だったが、産休に入る前に仕事の引継ぎで忙しくなったことが原因かもしれない。

むくみの他に体重増加のせいか右足の付け根が重心がかかると少し痛むそうだ。むくみは妊娠後期になると母体の心臓や腎臓に負担がかかるせいではないかと思われる。むくみに対しては手足の少陰経の刺絡とお灸をして自宅でも1週間続けてもらうことにした。右足の痛みには最圧痛点にやや深めの鍼を刺入した。翌日電話で痛みはよくなったと連絡いただいた。

運動としては床や畳の雑巾がけをお勧めした。妊娠中は安静が大事な時期もあるがそれを過ぎれば、適当な運動は安産のために必要不可欠と思う。昨年は二名の高齢出産の患者さんがいたがお二人とも正常分娩で元気な赤ちゃんを出産された。この方もそれに続いて欲しい。

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