2011年04月25日
メニエール病(めまい、難聴、耳鳴、耳閉感)
メニエール病の主症状は ①めまい(突発的に起こる回転性のめまいで立っていられないほど激しい)②難聴(主に中低温域の障害)③耳鳴 ④耳閉感で随伴症状として吐き気や嘔吐を伴う。メニエール病には幾らかのタイプがあるが、典型的な発作では「回転性のめまい」と「聞こえ難さ」に加え吐き気、嘔吐を伴い体を動かすことが困難になる。
メニエール病の本態は内耳の内リンパ液が過剰になった内リンパ水腫といわれている。内リンパ液が過剰になる原因は不明で一般的な治療は利尿剤(イソバイド)を使うことになる。その他病状により血液循環改善剤、ステロイド剤、ビタミンB剤、精神安定剤などの薬物治療が行なわれる。
メニエール病を発症して1年6ヶ月になる30歳代女性。この方は典型的な発病ではなく最初は吐き気と嘔吐から始まり、消化器の治療をしていたがやがて耳の症状が出て耳鼻科で診察をうけてメニエール病と診断された。耳鼻科の治療を受けて1年経つが、ひどい症状は治まっているが吐き気と体がふわふわする浮動性のめまいが残っているとのこと。
どうして内リンパ水腫が発生するかは不明だが発症にはストレスが関係していることははっきりしている。メニエール病と鑑別しなければいけない病気として外リンパ瘻、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、突発性難聴、脳腫瘍などあるので最初に的確な診断を受けなければならない。症状がある程度落ち着いてきたら鍼灸治療も併用して体調のバランスをとることは有効と思う。
この女性の治療は自律神経の調整を頭部と手足の井穴で行い、内臓の働きをよくする為に背中の兪穴にお灸をした。治療前後の腹診ではみぞおちの圧迫感が軽減していた。手足のツボ4ヶ所に自宅で施灸して1週間後に経過を知らせてもらうことにした。
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メニエール病の本態は内耳の内リンパ液が過剰になった内リンパ水腫といわれている。内リンパ液が過剰になる原因は不明で一般的な治療は利尿剤(イソバイド)を使うことになる。その他病状により血液循環改善剤、ステロイド剤、ビタミンB剤、精神安定剤などの薬物治療が行なわれる。
メニエール病を発症して1年6ヶ月になる30歳代女性。この方は典型的な発病ではなく最初は吐き気と嘔吐から始まり、消化器の治療をしていたがやがて耳の症状が出て耳鼻科で診察をうけてメニエール病と診断された。耳鼻科の治療を受けて1年経つが、ひどい症状は治まっているが吐き気と体がふわふわする浮動性のめまいが残っているとのこと。
どうして内リンパ水腫が発生するかは不明だが発症にはストレスが関係していることははっきりしている。メニエール病と鑑別しなければいけない病気として外リンパ瘻、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、突発性難聴、脳腫瘍などあるので最初に的確な診断を受けなければならない。症状がある程度落ち着いてきたら鍼灸治療も併用して体調のバランスをとることは有効と思う。
この女性の治療は自律神経の調整を頭部と手足の井穴で行い、内臓の働きをよくする為に背中の兪穴にお灸をした。治療前後の腹診ではみぞおちの圧迫感が軽減していた。手足のツボ4ヶ所に自宅で施灸して1週間後に経過を知らせてもらうことにした。
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突発性難聴による聴力低下と耳鳴り
加齢黄斑変性症・視力検査表に影が見える
風邪の後に耳鳴りが始まる
頭部刺絡による視力、瞳孔の改善
中心性漿液性網脈絡膜症・目の中心に黒い暗点が出る
目が痛い・角膜潰瘍・角膜に傷
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Posted by へんせき at 20:29│Comments(0)
│感覚器疾患