2011年04月21日
脂漏性湿疹の鍼灸治療
先週から3回小学生男子の往診に行った。主訴は右足の激痛、発症して3ヶ月以上経過している。小児専門の医療機関で内科、整形外科、神経内科、心療内科の医者が診ている。しかし、原因不明の右足の痛みは引かず学校もずっと休んでいる。
病名もはっきりせず鎮痛剤と作業療法をしているが、いまのところ改善の兆しが見えない。下肢に触れたり少しでも動かそうとすると激痛が走り、右足にはまったく触れず、治療部位は両手、左足、頭からツボを選んだ。
頭のツボを探していたら、母親が「頭に脂漏性湿疹が出ている」と言う。おそらく風呂に入れず洗髪が充分できないことと、ストレスが原因と思われた。脂漏性湿疹は乳児の間は自然によくなるが大人になると難治性になるといわれている。この湿疹は3回の治療の後ほとんど治った。アレルギーの一種と考え副交感神経を抑える治療をした。
足の痛みに関しては原因がよく分からない。器質的な疾患ではなさそうだが、心の問題とも決めかねる。痛みの治療の専門医「加茂淳」先生に相談したら、「身体表現性障害のなかの疼痛性障害」ではないかとのアドバイスを得た。先生曰く「心の問題にしてしまわず、痛みをとる治療をやるように」とのこと。まだはっきりとした効果がでないが、可能性があることをひとつひとつ確かめていき何かきっかけを見つけたい。
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病名もはっきりせず鎮痛剤と作業療法をしているが、いまのところ改善の兆しが見えない。下肢に触れたり少しでも動かそうとすると激痛が走り、右足にはまったく触れず、治療部位は両手、左足、頭からツボを選んだ。
頭のツボを探していたら、母親が「頭に脂漏性湿疹が出ている」と言う。おそらく風呂に入れず洗髪が充分できないことと、ストレスが原因と思われた。脂漏性湿疹は乳児の間は自然によくなるが大人になると難治性になるといわれている。この湿疹は3回の治療の後ほとんど治った。アレルギーの一種と考え副交感神経を抑える治療をした。
足の痛みに関しては原因がよく分からない。器質的な疾患ではなさそうだが、心の問題とも決めかねる。痛みの治療の専門医「加茂淳」先生に相談したら、「身体表現性障害のなかの疼痛性障害」ではないかとのアドバイスを得た。先生曰く「心の問題にしてしまわず、痛みをとる治療をやるように」とのこと。まだはっきりとした効果がでないが、可能性があることをひとつひとつ確かめていき何かきっかけを見つけたい。
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Posted by へんせき at 22:36│Comments(0)
│皮膚疾患