たまりば

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2011年02月25日

高齢者の冷え性と高血圧

約4年毎週1回往診している90歳男性。はり治療のきっかけはリウマチの治療の為来院されていた奥さんが、ご主人の高血圧の相談をされた。数年前健康診断で高血圧と胸部大動脈瘤を指摘されたが、医者嫌いのご主人が積極的に治療を受けないので往診して欲しいとのことだった。

降圧剤はしぶしぶ飲んでいたが、往診当初は上180~200、下80~100くらいで血圧コントロールが充分なされていなかった。もちろん胸部大動脈瘤の精密検査も受けていない。治療はもっぱら血圧を下げることをメインに心経、腎経と交感神経の抑制行なった。

私がとても気になったのが、夏は冷房を異常に低く設定され、冬は床暖房にエアコン、ガスストーブと汗が出るくらいの室温でしかも体中に使い捨てカイロを貼っておられた。脈拍も40くらいで相当体が冷えていることが想像された。

血圧は変動があるものの薬は最初と同じ量で、少しずつ下がり現在は上140~160、下70~90くらいになった。昨年の夏から体調に顕著な変化が出てきた。例年のように冷房を強くかけない。そして毎年11月になると体中にカイロを貼っていたが、昨年は12月になってもカイロは使わず、今年になって小さいカイロを2枚使うだけで過ごしている。部屋の暖房も普通になっている。

「体調がいいですね」と聞くと今年は体が温かく調子がいいと言う。おそらく血管が拡張して血圧が下がり血流もよくなったのではないかと推察している。ときどき心臓血管の精密検査を受けるよう説得していたが、やっと先月その気になり榊原病院を受診した。結果は経過観察でいいとのことで本人はとても喜んでいる。冷えは「万病の素」時間はかかっても生活習慣の改善と適切な治療でよくなるものだ。

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