たまりば

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2010年12月27日

逆子のお灸

「お灸をして欲しい」と電話があった。どんな症状かお訪ねすると逆子を直すのにお灸がいいと聞いたことがあり試してみたいとのことであった。翌日来院されて詳しくお話を伺うと、初めての妊娠で30週に入ったところで、前回の健診で逆子を指摘されたが産科では特に治療はなされていない。

自分で出来る逆子を直す体操が幾つかあるが、担当医師は積極的に勧めないようで自然に直るのを待っているのかもしれない。鍼灸の経験はないが知人の勧めもあり来院の運びとなった。なぜ逆子になるのかはっきりとした原因は分かっていない。

28週までは半分以上は逆子だがその後37週くらいまでに自然に治ることも多いが、お灸をするとその場で胎児が動きだすのを自覚できる。すぐに治療に反応する人は直りも早い。使用するツボは内くるぶしの上指4本分の「三陰交」と足の小指の爪の角にある「至陰」が一般的だ。細く捻った艾を直接すえる方がよく効くが、熱さを緩和するため灸点紙を使用したり、間接灸でもいい。

この方は左の三陰交と右の至陰のお灸でよく動いたが人によって効くツボが微妙に違う。効果がなければ頭や腰のツボを使うこともあり、お灸より刺絡が効果的なこともある。医者が体操を勧めていないので、毎日お灸を続ける以外で効果がある自宅療法を指導した。①よく歩く ②四つん這いで床の拭き掃除をする ③下半身を中心に保温に努める。

初めての出産は何かと不安を多いと思うが、逆子はほとんど直るので過度に心配せず体をよく動かし、冷えないように注意して、お灸をすることをお勧めする。妊娠後期になるとお腹が大きくなり腰痛に悩まされる妊婦さんを多いが、その時も鍼灸は効果があるので利用していただきたい。

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