2010年12月01日
交通事故による肩の痛み
半年前に調布から登戸に転勤するまで毎月1~2回腰痛の治療と予防のために来院されていた50歳代の会社員の方から肩の痛みについて相談があった。
10月中旬オートバイ(ハーレイ)を運転中後から追突され右に転倒した。交差点で徐行していた時でスピードも出てなく、その時は特に身体的には問題なく物損事故で処理したが2日後に左肩に痛みが生じ、五十肩のように肩関節の屈曲や外転が出来なくなった。日常動作では髪を洗う動作に不便を感じる。
そこで職場の近くの整骨院に10回ほど通院したが全く改善しないので、先週自宅近くの整形外科を受診した。レントゲン検査をしておそらく腱板損傷だろうとの診断を受け鎮痛消炎剤(ロキソニン)を処方された。今日まで6日間薬を飲んでいるが薬が効いている間は痛みが軽くなっているが、切れると痛くなるそうだ。
左肩を打撲していないので、転倒した際バイクを支えようとして左肩関節に無理な力がかかり腱板を痛めたものと思われる。腕を前の方に上げると肩と同じ高さくらいから痛みが出る、横に上げても水平以上は痛みが出る。痛い場所は肩関節の前面と側面、経絡的には大腸経と三焦経。
治療は主に円皮針で、局所的には痛みが出る動作をして1番目の痛み、2番目の痛みと順を追って圧痛点を探していった。遠隔治療では関節の可動域が広がるポイントを経絡上に求めた。この症例ではおそらく巨刺や陰陽交差の刺法も効果があると思われる、効果の程度を見極めるため次回に試みることにした。
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10月中旬オートバイ(ハーレイ)を運転中後から追突され右に転倒した。交差点で徐行していた時でスピードも出てなく、その時は特に身体的には問題なく物損事故で処理したが2日後に左肩に痛みが生じ、五十肩のように肩関節の屈曲や外転が出来なくなった。日常動作では髪を洗う動作に不便を感じる。
そこで職場の近くの整骨院に10回ほど通院したが全く改善しないので、先週自宅近くの整形外科を受診した。レントゲン検査をしておそらく腱板損傷だろうとの診断を受け鎮痛消炎剤(ロキソニン)を処方された。今日まで6日間薬を飲んでいるが薬が効いている間は痛みが軽くなっているが、切れると痛くなるそうだ。
左肩を打撲していないので、転倒した際バイクを支えようとして左肩関節に無理な力がかかり腱板を痛めたものと思われる。腕を前の方に上げると肩と同じ高さくらいから痛みが出る、横に上げても水平以上は痛みが出る。痛い場所は肩関節の前面と側面、経絡的には大腸経と三焦経。
治療は主に円皮針で、局所的には痛みが出る動作をして1番目の痛み、2番目の痛みと順を追って圧痛点を探していった。遠隔治療では関節の可動域が広がるポイントを経絡上に求めた。この症例ではおそらく巨刺や陰陽交差の刺法も効果があると思われる、効果の程度を見極めるため次回に試みることにした。
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Posted by へんせき at 21:29│Comments(0)
│運動器疾患