たまりば

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2010年11月25日

Ⅲ度高血圧の鍼灸治療

高血圧の分類で一番重症のⅢ度高血圧の方が奥さんに連れられて来院された。元来血圧が高いと会社の健診で指摘されていたが自覚症状がないので放って置いた。しかし今回の健診で204/110mmHgで3日後再測定があり190/110mmHg。

血圧指導があり1週間後にまた測定されるとのこと。自分の健康管理に無頓着であってもこれはまずいと思い近所の医者にかかり薬をもらい5日間飲んだが下がらないので、奥さんから鍼をするように説得され来院の運びとなった。奥さんは体の不調はほとんど鍼治療で対処される鍼灸理解者である。

治療前に血圧測定すると180/108mmHg。手と足の治療をした後で170/105mmHg、次に体幹部の治療を加えた後で164/100mmHg、最後に頭部二穴に鍼をして測定すると158/98mmHgまで下がった。下がりはしたがこれは一時的な効果なので長期的に正常値に近づけていくには、治療の継続、生活習慣の見直し、さらにこの方はⅢ度高血圧なので薬物治療も必要だと思われる。

奥さんには治療を見学してもらい自宅でのお灸のやり方を指導した。ご本人には先ずはタバコを1日3本以内に減らすようにしていただいた。血糖値もやや高いそうなので医者は生活習慣病に詳しい循環器内科医を紹介した。高血圧の治療は長期に継続していく必要があるが、薬が不要になった人もいる。

日本では近年徐々に高血圧の基準値が引き下げられてきた。今の基準では130/85mmhg未満を正常とし、140/90mmHg以上は高血圧とされるが、血圧は年齢と共に少しずつ上がっていくので自覚症状がなく危険因子がなければ1969年の基準150/100mmHg未満を目安に管理していけばいいのではないかと思う。

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