たまりば

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2010年10月16日

風邪がきっかけの上半身の激痛

48歳の男性会社員。9月27日夜風邪を引いたらしく発熱(38℃)。翌朝いったん解熱したが夕方から再び発熱。30日まで熱は37.2℃から38.5℃と下がらないので開業医を受診した。風邪の診断でPL顆粒とロキソニンを処方された。薬を飲んでも熱が下がらず10月2日夜背中に寝違えしたような痛みを感じ、翌日はじっとしていてジンジンする痛みに変わった。

よくなる気配がないので4日に稲城市立病院を受診して血液と尿検査の結果、クレアチニンとCRPの軽度上昇が見られたが様子を見てくださいで終わった。4日から6日まで会社を休んだら熱は下がったが痛みは続いた。7日から出勤したが痛みはひどくなり10日に救急で都立多摩総合医療センターを受診。担当した医師は心臓や肺の疾患を疑ったが異常は認められずボルタレン座薬が処方された。

ボルタレン座薬は8時間くらい効きその間はかなり楽になるが薬が切れると激痛を左肩甲骨周辺と左腕の付け根、時に左肘に感じる。11日から整骨院に4日連続して通ったが全く効果がないので15日奥さんの勧めで来院された。来院時は朝入れた座薬が切れた時間帯で腕を押さえ、辛そうな表情で入室して来られた。

医師は生命にかかわらない痛みと判断されての処置だが、痛みがいつまでも続くと慢性痛に移行して治り難くなる。痛みを取る手段は鎮痛剤、神経ブロック、医療用モルヒネ、抗精神薬などあるが慢性痛になる前に手を打ちたい。鍼灸治療がよく効く痛みの種類もあるので選択肢の一つに覚えていて欲しい。

痛みがひどい時は一般的に交感神経が異常興奮している。先ずこの興奮を抑える必要がある。局所的には痛みを発している部位には軽い刺激が基本で、反対側に治療して奏効する場合も多い。この患者さんの治療は円皮針、刺絡、巨刺で行った。治療直後の効果は肩甲骨部の痛みは8割取れた。腕の付け根は5割ほどの改善。それで様子を見てもらうことにした。

16日夜経過報告の電話をいただいた。「肩甲骨部の痛みは楽になっている。薬が切れると腕の付け根から肘にかけて痛みが出そうになるのでそのタイミングで薬を使っている。」薬の使い方はそれでいいので、昨日教えた自宅治療を3日続けるようにお話して又連絡してもらうことにした。


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