たまりば

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2010年07月09日

円皮鍼で広がる鍼の世界

昨日、港区で手技療法加圧トレーニングジムを開設されている方が鍼治療の体験に来院された。この先生は鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格をお持ちで開業8年目になるそうだ。

鍼師・灸師の免許を所持しているにも係らず今まではり灸で患者さんを治療したことがないとのこと。理由は鍼灸専門学校1年目の授業の時からどうしても鍼の効能を信じられず、自分で患者さん相手に鍼をすることはもとより鍼治療を受けることなど考えもしなかったそうだ。

それ故、他人に対する治療行為は自分が納得できる手技療法を徹底して習得された。しかし今年に入り円皮鍼治療のDVDを見て実際にやってみるとそのダイナミックな痛みの変化に驚き鍼に対する認識が変わったそうだ。元来、探究心旺盛な性格の持ち主で本式のはり治療を体験しようとのことでお出でになった。

武道家でもありこの30年間医者に行ったこともないくらい頑健な方だが40歳を過ぎて眼が疲れるようになりこれを改善して欲しいとのこと。治療は部屋の明るさ、視野の広がり、文字もくっきりさ、まぶたの重たさ等を確認して、肝経・胃経のツボ後頭部の刺絡を行い治療直後の効果を感じていただいた。

おそらく老眼が始まりメガネが合わなくなっている可能性があるので一度眼鏡屋で検眼することと、幅の狭いメガネは焦点が合いにくく眼精疲労の原因になる旨アドバイスして治療を終えた。この先生のような熱い情熱をお持ちの方と知り合いになれたことは私にとって何よりの宝だ。

はり治療で一番大切なことは効く治療ポイントをどう探すかにある。そこを探し出せれば普通の鍼でなくても円皮鍼で充分効果が出せる。円皮鍼のいいところは取り扱いが簡単で衛生的、しかも痛みがほとんど無いことだ。一般の方でも治療ポイントの探し方さえ覚えればすぐ出来るのでお近くの鍼灸院で教わるといい。


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