たまりば

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2010年05月11日

自律神経と耳鳴り

耳鳴りに悩む人は多い。命に係るようなものは稀だが本当にうっとうしいものだ。加齢によるもの、薬の副作用によるもの、病気の後遺症によるもの、二次性のもの、原因不明のものと様々な要因が絡んでいる。

耳鳴りに難聴が絡んでくるとQOLの低下につながる。昨日左の耳鳴りと難聴がある40歳代女性の治療をした。この方は右の聴力が幼少時より失われていているが左の耳は昨年11月までは正常であった。11月に耳鳴りと難聴で近くの開業耳鼻科で投薬治療を受け10日ほどで一旦良くなったが12月に再発しその時はJ大学病院を紹介され薬の治療で良くなったり悪化したりを繰り返していた。

今回は4月28日から悪くなり一向に良くならないので5月8日に病院を受診したが特に治療法はないので今の薬を飲んで様子をみるように言われた。本人は右の耳のようになるかもしれない不安にかられ今まで全くやったことはないが鍼治療をしてみようと思われた。自分なりに仕事のストレスが原因で自律神経が乱れているのではないかと判断して昨日の午前中に自律神経免疫療法を標榜する鍼灸接骨院で治療をうけた。

治療が終わっても耳鳴りに変化がなく帰宅してテレビをつけたが聞こえにくさも治っていないのでもう一度だけはりを受けてみようとネット検索をしてたんぽぽ針灸院の臨床雑記を見て来院された。お話をしていて耳が聞こえなくなることの不安と何とかしてよくなりたいという気持ちがヒシヒシと伝わってきた。

自律神経が関係していると思われるが交感神経の異常か、副交感神経の異常か、両方が絡んでいるのか又どの臓器の異常興奮なのか確率の高いと思われるところから選穴していった。最初に選んだ副交感神経のツボでは全く耳鳴りに変化がない。次に内耳のリンパ液の問題を考え左の腎経のツボを刺激したら耳鳴りが軽くなってきた。右のツボを加えたら最初の半分以下になった。さらに頭のツボ1穴に鍼をして再度腎経のツボを治療したら80%改善したのでここで治療終了した。

とても喜ばれお帰りになられた。すぐにぶり返すのではと心配したが今日の朝少し耳鳴りが残っているが聞こえはほとんど正常になったと電話があり土曜日にもう一度受診したいとのことだった。すべてがこうではないが自律神経が関している時は治療直後に効果が出ることが多い。


以下ブログとは関係ないがGW中に神代植物公園に季節の花を見に行った。有名なバラはまだ咲いてなかったが芍薬、牡丹、藤が綺麗だった。これらは三つとも漢方薬の材料になる植物だ。




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    この記事へのコメント
    写真がきれいに並んでお見事です。

    我が家のお隣の庭にも、とても立派な芍薬がきれいに咲いていたのですが、
    先日見事に散りました。
    いさぎよいお花ですね。

    芍薬だから、時代劇によくでてくる、「しゃく」に効くのかしら?
    Posted by マダムポアン at 2010年05月12日 09:13
    ブログの中の、メッセージ欄にお返事をおただきました。
    ありがとうございます。

    ていねいなみっつのお花の説明もありがとうございました。
    「娘さんどうされた?「急なしゃくで・・・うっ・・・。」「それはいかん。」
    という時代劇のやりとりは、「あーお腹がいたい!」と言っているのですね。

    ぜひブログでアップしてください。
    Posted by マダムポアン at 2010年05月14日 09:59
    コメントありがとうございます。立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花。古来美人の形容に例えられる芍薬と牡丹です。藤もきれいですが私は香りが好きです。

    三つとも漢方生薬ですが、芍薬は風邪薬の葛根湯始め多くの漢方薬に使われています。利用するのは根の部分で主な薬効はお腹の引きつれを緩めます。確かに芍薬甘草湯はお腹のシャクに使いますがそのシャクは芍でなく積です。                     
                                   牡丹は根皮を使い生薬名は牡丹皮です。虫垂炎様の腹痛に大黄牡丹皮湯、主に婦人科疾患で瘀血をとる桂枝茯苓丸が有名です。

    藤は幹に出来る虫瘤を使い生薬名は藤瘤です。現在一般には流通してなく入手困難です。昨年採取に行きとても苦労しました。薬効は数種類の生薬と混ぜて胃がんの補助療法に使います。
    Posted by へんせきへんせき at 2010年05月14日 19:32
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      コメント(3)