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2018年05月13日

脳梗塞による手足の後遺症

ぎんなん治療院からの紹介で来られた80歳男性。昨年10月左の手足に力が入らなくなり脳梗塞を疑い病院に行ったが医者は不整脈だと言い頭部CTに異常がないので帰された。(早期の脳梗塞はCTに写らない) 二日後症状がひどくなったのでもう一度救急車で運ばれた。今度はMRI検査で脳梗塞と診断されたが時間が経っていてt-PAはできないと言われた。

頸動脈の石灰化が見つかったが硬すぎて治療できず、不整脈のカテーテルアブレーションをするための検査の途中血便が出てその検査で直腸がん、結腸がん、胃がん、食道がん、喉頭がんが見つかった。

すぐに大腸がんの手術が行われ一時的な人工肛門になった。ほかのがんは早期とのことで治療を伸ばしている。(本人は積極的な治療を渋っている)(医者は胃がんは手術、食道がんと喉頭がんは放射線治療を提案)そうこうしているうちに2月下旬と3月上旬にまた脳梗塞を起こし手足の動きが悪くむくみがひどくなってきた。

動画を見て井穴刺絡をやってみたが直接指導を受けたいとのことで、妹さんと甥御さんが付き添いで来院された。本人の希望はがんは横に置いてても、手足がもう少し自由に動かせるようになりたいとのこと。

腕は肩の高さまで上がらず握力も落ちている。杖を使い何とか自力で歩けるが時間がかかる。むくみがひどいのでH3F3井穴刺絡。左の手足は全井穴の刺絡。頭部は百会と百会の右斜め前後ろの三か所の刺絡をする。これで手足が少し軽い感じがするという。左の中風七穴に施灸して治療終了する。

翌日電話で夜になって腕が耳まで上がるようになった。その後部屋の中で杖なしに歩けるようになり治療効果を実感しているとのこと。


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  • Posted by へんせき at 16:53Comments(0)脳・精神・神経