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Posted by たまりば運営事務局 at

2017年12月24日

起立性調節障害と診断された小学生

小学4年の男子。今年5月ぐらいから頭痛がして毎週1~2回休むようになった。最初は風邪かなと思ったりしていたが6月中旬からほとんど登校できなくなった。近所の小児科にかかっていたがよくならず今は小児専門病院で治療を受けている。

主訴は頭痛で動きたくない、横になっていると楽。頭はこめかみ付近が両方痛い。薬は鎮痛剤が効かず、抗てんかん薬と漢方薬を飲んでいるが午後3時くらいまで調子が悪い。夜になるとよくなる。

病院で脳波、MRI、血液検査などやったが特に異常はなく、血圧や脈拍の異常もほとんどない。治療前に臥位と立位で血圧と脈拍を測定したが異常な差はない。花粉やハウスダストのアレルギーがあるが薬は飲んでいない。いま運動はほとんどやっていないという。

治療はピソマでしようと思っていたが母親をモデルに井穴刺絡をやってみせると自分も大偉丈夫というので刺絡をすることにした。過去に肺炎や喘息をやったことがあるので左H3とH1をやると呼吸が楽になる。

待合室で問診中には頭が少し痛くて横になりたいと言っていたが、今は頭痛が治まったという。次にH5F5井穴刺絡をすると体がすっきりしたという。こめかみ部の圧痛点にハペパッチを貼って治療終了する。

二日後連絡があり当日はよかったが翌日からまた元に戻ったとのこと。来週自宅で治療できるようにセルフケアの指導をして間隔を空けずに治療してもらうことにした。


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  • Posted by へんせき at 00:12Comments(0)脳・精神・神経