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2014年07月03日

眼瞼痙攣(瞬きが増えて瞼がふさがる)

40歳代の男性会社員。2年ほど前からまばたきが増えてきた。発症から2年経ったが瞬きの回数が増えたまに瞼がふさがるようになった。自転車や車は危ないので乗らないようにしている。目を細める動作はしにくく、瞬きのやり過ぎで目の周りが凝っているような感じがして後頭部の強張りを感じている。

治療は最初神経内科で社交不安障害と診断され薬物治療を受けたが効果なく、1年前開業眼科医から大学病院を紹介され精密検査をうけ眼瞼痙攣と診断された。治療は抗けいれん薬が効かないのでボツリヌス注射を提案されたが副作用が気になって断った。

体質は鼻炎や花粉症などのアレルギー体質で性格は緊張性とのこと。睡眠は6時間で視力は両眼1.0。治療はまぶしさと目を細めての瞬きの回数を指標に目の周りの緊張緩和、後頭部後頚部の筋緊張緩和、痙攣を和らげるための井穴刺絡で対処することにした。

目の周囲のツボ4ヶ所に七分灸各3壮。6ヶ所にパイオネックスを貼る。次に右F2F6井穴刺絡。前頭部2ヶ所、後頭部2ヶ所に頭部刺絡。H5F5井穴刺絡。最後に肩こりに対して百会刺絡。治療段階ごとに指標のチェックをして症状の軽減を認める。どの位持続するかは不明だが自宅で足湯とピソマによる井穴刺激を一週間続けていただき次の治療をすることにした。

眼瞼痙攣は発症の原因がはっきりせず治療法も確立していないので鍼灸治療で症状が緩和されるなら試して見られるといい。


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  • Posted by へんせき at 14:04Comments(1)脳・精神・神経