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2012年08月27日

絶え間ない尿意切迫感・頻尿と排尿痛

40歳代女性。五月の初め急性膀胱炎様の症状に襲われた。絶え間ない尿意と何度トイレに行ってもすっきりせず、近所の病院で尿検査をしたが異常なく漢方薬が処方された。GW中に旅行を計画していたので不安ながらも出かけたが、旅行先で泌尿器症状を我慢するストレスからかパニック症状(疲労感、食欲不振、吐き気、身体の灼熱感、振るえ、息苦しさ)が表れた。

旅行を中止してすぐ帰宅。日赤の救急に駆け込んだが、専門医がいなく尿検査で潜血が陽性なので連休明けに泌尿器科を受診するようにいわれて帰された。本人は過活動膀胱や間質性膀胱炎ではないかと思っていたが、泌尿器科では膀胱頚部硬化症といわれエブランチルが処方された。

その後幾らか排尿回数は減ったが頻繁な尿意、排尿後の痛み、残尿感、腹部不快感はよくならずパニック症状がひどくなったので5月下旬心療内科を受診した。こちらでは泌尿器の症状も精神神経的なものでうつ病と診断され抗うつ剤、安定剤、泌尿器症状にベケシアが処方された。

現在2ヶ月以上になるがパニック症状はほとんど治まっている。ベケシア(抗コリン剤)で一時期(約1ヶ月間)尿意が軽くなっていたがまた元に戻ってきた。いま一番辛いのは頻繁な尿意と残尿感、排尿後1時間続く痛みで外出がままならないという。

治療は井穴刺絡でF3F5H5と曲骨、陽池の灸。治療後下腹部の圧迫痛と不快感が軽くなり、治療前にあった尿意も治まった。治療の二日後から夏季休暇で休診するので前記治療を自宅でやっていただくことにした。昨日経過報告があり排尿回数が少ない日は4~5回に減ってきたが安定しない。効果は感じるので今週もう一度来院するということだった。

健康な人にはおしっこの悩みは分からないと思うが悩んでいる人はものすごく多い。なかなか他人に相談も出来ずに気分も落ち込んでいることも多い。そのような症状のある部分は鍼灸治療でよくなるので試していただきたい。あなたのおしっこのトラブルが解消しますように。

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  • Posted by へんせき at 00:14Comments(0)泌尿・生殖器