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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年04月17日

自律神経由来の胃痛と胃の圧迫感

半年ほど前に咽喉にいつも何か引っかかっているような感じがして気持ちが悪いとの症状で来院された男性。それは2回の治療で治まっていたが、今度は二週間前から胃と食道の境目付近がいつも締め付けられ同時に胃の痛みも気になるとのことで来院された。数日前からは振るえや息切れが時々起きるようになっている。

この方はとても神経が過敏で今度も自律神経の過剰反応と思われた。ベットに横になり腹診をすると脾、胃の部より肝、胆の部に圧痛がある。右F2F6で圧痛は鳩尾に移る。締め付け感は変化なし。左F1F6で締めつけ感はなくなるが胃の自発痛が出てくる。左右のF4で痛みが半分に減る。

背部兪穴を触診していくと木と土の部4ヶ所に胃の痛みが楽になるツボがある。そこに黄色のパイオを貼り、交感神経抑制の為に百会の刺絡をして治療を終了した。生活習慣として仕事の関係で夕食が遅くなる、性格的に細かいことが気になることなどが関係していると思う。

胃の症状をよくする方法としてひとつ挙げれば食事をするとき口の中には一品しか入れずそれが自然に胃に流れ込むまでよく噛む事。そのためには一口ごとに箸を置く事。これを行なうと食事時間が今までの3倍も4倍もかかるが、胃弱を治すにはこれしかない。

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  • Posted by へんせき at 23:42Comments(0)胃腸・消化器