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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年03月15日

緊張型頭痛と便秘の鍼灸治療

お菓子作りをしている30歳代女性。2月中旬から頭痛が始まり、そのうち治ると思っていたが仕事にも影響するようになったので病院に行き緊張型頭痛と診断を受け鎮痛剤を処方された。CT検査で異常なし。

今の症状は右の後頭部がキンキンと痛い。右の目の奥がゴロゴロして辛い。首肩背中が凝ってしんどいとのこと。鎮痛剤を飲めばしばらくはいいが薬が切れてくると痛くなる。眼鏡は車の運転時のみ使用して仕事中はかけていない。職場は室温が低くほとんど立ちっぱなしで夕方から足がむくんでくる。

眼精疲労の治療から始める。視力検査表と治療室の明るさを指標に目の周囲に円皮針を貼り、前頭部の刺絡をする。肩首背中の凝りに対しては動作診をして対応する経絡の井穴刺絡。仕事のせいか右腕には数ヶ所の圧痛点がある。交感神経抑制の井穴刺絡と頭部刺絡を加える。この段階で右後頭部の頭痛は80%よくなり少し重い感じがする程度になる。足の冷たさがまだ残っているので足低に灸頭針をして終了する。

便秘は便意を我慢しているうちに自然な排便が出来なくなった。生活習慣として夕食が遅く、朝は食欲がなく抜くことが多い。これは腸の動きをよくするため副交感神経の働きをよくする治療とともに、生活習慣(食事、運動、食べ物)を見直し腸をリセットする必要がある。頭痛は2~3回、便秘は1~2ヶ月を目処に治療を継続することにした。

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  • Posted by へんせき at 21:22Comments(2)脳・精神・神経