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Posted by たまりば運営事務局 at

2011年11月06日

膝関節症と足首捻挫

2ヶ月前に肩こりからの頭痛を治療した60歳の女性会社員が今度は膝痛で来院された。前回は一度の治療で楽になったそうだ。今回は数日前から階段の昇降特に降りで左の膝内側が痛い。左膝は熱はないが少し腫れている。

膝が痛い時、その原因が膝そのものにある場合、足首や足指の場合、大腿部の筋肉や腰にある場合といろいろで先ずそこを見極めて治療点をきめる。この方は十数年まえに習慣性の足関節捻挫を予防する為に両足関節に人工靭帯の移植手術を受けている。

足首と膝痛の関係を調べる簡単な方法はベットの上で四つん這いになりおしりを踵に下ろしていって膝にどう痛みが出るか、そして次にベットの端に足首を出して同様な動作で痛みがどうかを見れば分かる。足首に問題があるので触診してみると左に2ヶ所右に1ヶ所の圧痛点がある。他にも左母指の付け根にも圧痛がある。それらの圧痛点に1ヶ所円皮針を貼っては痛みの動作でチェックしながら治療する。

正座での痛みが90%取れたので、階段を降りての痛みがどうなっているか試してもらう。少し痛みは残っているが手すりを使わず1段ごとに足をそろえずに下ることができる。最初なのでこれで治療終了した。3日後もう1度来院された。調子がよかったので昭和記念公園のコスモス見物に出かけ3時間ほど歩いた。今回はもう一度足首の圧痛点を調べるとともに大腿部の筋肉のこりを調べ井穴刺絡をして終了した。

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  • Posted by へんせき at 14:21Comments(0)運動器疾患