2011年05月29日
脳出血後の片麻痺治療
4月16日の「脳卒中後遺症の鍼灸治療」で報告した患者さんのその後の経過。4月13日初診で5月25日まで6回治療した。
一週間1回の鍼灸治療の他に、二週間に1回慈恵会第三病院でrTMS(経頭蓋磁気刺激療法)と一週間に3回東京都多摩障害者スポーツセンターで筋トレや歩行訓練を行なっている。
初診から約一ヶ月半経つが幾つかの変化が認められる。①麻痺側の皮膚感覚、特に冷たさの感覚が戻ってきている。②難しい言葉を使える感じがする。③睡眠がよくなる。④麻痺側の顔の腫れぼったさが減ってきた。⑤右腕(麻痺側)を挙げるとき今までは意識して挙げていたが、今はそれほど意識していない。⑥トイレを流す時レバーを左手で操作していたが、右手で出来るようになる。指の動きが少し改善したようだ。
この患者さんのよくなろうとする意欲と努力は感心する。自分が諦めない限り改善の余地はいくらでもあると思う。努力せずにすぐ諦める人もいるが、諦めるとそこが終点になる。この方には表情筋のリハビリのために来週からパタカラを自宅でやってもらう予定でいる。
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一週間1回の鍼灸治療の他に、二週間に1回慈恵会第三病院でrTMS(経頭蓋磁気刺激療法)と一週間に3回東京都多摩障害者スポーツセンターで筋トレや歩行訓練を行なっている。
初診から約一ヶ月半経つが幾つかの変化が認められる。①麻痺側の皮膚感覚、特に冷たさの感覚が戻ってきている。②難しい言葉を使える感じがする。③睡眠がよくなる。④麻痺側の顔の腫れぼったさが減ってきた。⑤右腕(麻痺側)を挙げるとき今までは意識して挙げていたが、今はそれほど意識していない。⑥トイレを流す時レバーを左手で操作していたが、右手で出来るようになる。指の動きが少し改善したようだ。
この患者さんのよくなろうとする意欲と努力は感心する。自分が諦めない限り改善の余地はいくらでもあると思う。努力せずにすぐ諦める人もいるが、諦めるとそこが終点になる。この方には表情筋のリハビリのために来週からパタカラを自宅でやってもらう予定でいる。
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