たまりば

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2010年10月18日

十年来の下肢の痛み

今朝、三鷹在住の女性から診療予約の電話があった。来院されてお年を伺うと85歳、足が痛いとのことなので通院するのが大変ではないかとお尋ねした。少し遠いが最近足の痛みがひどくなったので九州に赴任している息子に相談したら「調布のたんぽぽ針灸院」に行くように勧められたそうだ。

約10年前整形外科で腰椎すべり症と圧迫骨折と診断され、薬と物理療法の治療を受けたが、薬で胃が悪くなり治療中止、胃がよくなるまで1年かかったそうだ。結局足腰の痛みは完治せずよくなったり、悪くなったりの繰り返しで、それ以来積極的な治療は受けていない。

左側は臀部からふくらはぎにかけ後側にジーンとした痛み、右側は外踝の上に痺れがある。腰を左右にひねる動作で痛みが増し、腰の後屈は出来ない。日常生活では朝より午後が悪い、長く立っていたり歩くと悪い、横になると楽になる、雨が降る前や梅雨時は悪い。36歳で虫垂炎、50歳で子宮筋腫の手術をされている。

鍼灸治療の経験はなく、どんなことをされるのか不安だと仰る。それでは今日は普通の刺入する鍼は使わず、貼る針(針の長さ0.6ミリの円皮針)だけで治療することにした。これは全く痛くない。痛みが強くなる動作から判断して左側は肝経、胃経、膀胱経、右側は肝経、胃経、胆経と予想して指から足首まで丁寧に触診して反応点を調べた。

左3ヶ所、右2ヶ所のポイントに1ヶ所ごとに円皮針を貼りながら痛みの変化を追っていった。この患者さんの場合本当に上手く行き5ヶ所の円皮針でほとんど痛みが無くなり、最初できなかった後屈も出来るようになった。痛いところには触らず痛みが取れたので患者さんは魔法のようだと仰ったが、多分信号系の乱れが軽い刺激で調整されたのだと思う。

この症例のように長期間の痛みでも痛みの種類によってはこのような負担のない治療で解消する場合もあるので自分に合う治療法を探し諦めずに試してみる価値はあるのではないか。

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  • Posted by へんせき at 23:59Comments(0)運動器疾患