たまりば

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2010年10月07日

額関節の痛みとインプラント

1年半ほど血圧管理のため鍼灸治療を定期的に続けている60歳代の女性が2日前から歯を噛み締めると左の額関節から耳の下に痛みを感じると言う。口を開く時には痛まない。

額関節症の主な症状は額関節付近の痛み、筋肉のこり、口を開けない、関節の異常音、物がよく噛めない等である。本当に顎関節症か否かは歯科や口腔外科でかみ合わせの検査、額関節の画像診断、筋電図、顎の動きの測定などしないと確定できない。

頬から顎、側頚部を触診してみると明らかに左右差があり患側は筋肉が凝って硬くなっている。左の上奥歯2本は4年前インプラント治療が上手く行かず土台を残したまま人工の歯をはずしたままになっているそうだ。このことも関係しているのか?

治療は咀嚼にかかわる筋肉の痛み、凝りと仮定して行った。2~3回鍼治療して凝りがほぐれ痛みが取れればいいし、治らない時は歯科で調べてもらうことにした。胃経、胆経、三焦経、小腸経の要穴に鍼、噛み締めて痛い圧痛点に円皮針、圧痛点の反体側に強めの鍼をした。

近年インプラント治療は日進月歩で進んでいるが、この方のようなケースも稀にある。2週間ほど前NHK「ラジオあさいちばん」健康ライフの中で東京医科歯科大学病院の春日井昇平先生が「安心してインプラント治療を受けるために」と題してお話されていた。それを聴いていてインプラントは歯を失った場合現行ベストの治療法だがパーフェクトではないと思った。

体に関してはどんな代用物ができようと生まれ持ってきたものよりいいものはない。人は失って初めてそのありがたさが分かる。いまあるものを大切にしよう。  

  • Posted by へんせき at 19:51Comments(0)不定愁訴・体調管理