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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年09月18日

子供の夜尿症と鍼灸

小学校2年生にの母親から子供のおねしょの相談を受けた。もうすぐ学校行事で泊まりも始まるので本人も少し気にしているとのこと。

どうしておねしょが起こるのか? 通常夜間睡眠中は排尿が減る。その理由は夜は抗利尿ホルモンが増え尿量が減少し、自律神経の作用で膀胱容量が昼間より大きくなるからです。

子供の場合抗利尿ホルモンの分泌が充分でなかったり自律神経のバランスが不安定であったりして、しかも眠りが深いのでおねしょになるケースがある。タイプ別に分けると「多尿型」「膀胱型」「混合型」「正常型」に分けられる。稀に機能は正常だが、ストレスや欲求不満をおねしょで訴えていることもある。

病院での治療は ①塩分水分の指導 ②排尿抑制訓練 ③薬物療法(抗利尿ホルモン剤、三環型抗うつ剤、副交感神経遮断剤)での治療が主になる。

鍼灸ではどのような治療をするかというと ①自律神経の治療 ②体を温める治療をメインに体全体の機能を高める治療をする。お母さんでもかなりのことは出来るので一度治療を見学して家庭でやってあげると治療効果があがる。通常数回から10回ほどでよくなることが多い。  

  • Posted by へんせき at 08:28Comments(1)小児・婦人科