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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年09月03日

片頭痛の鍼灸治療

片頭痛には鍼灸治療が効く。ズキズキとした痛みがその場で取れるのでアッよくなったと実感できる疾患のひとつだと思う。(私の症例が多い頭痛のタイプは眼精疲労からの筋緊張型頭痛と片頭痛。)

頭痛には大きく筋緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛に分類できる。その他鑑別すべきものとして頭部神経痛、低髄液性頭痛、労作性頭痛、症候性頭痛などあり中には鍼灸治療不適応で、すぐ脳神経外科や神経内科を受診しなければいけないものもある。しかし筋緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛は鍼灸単独でも医師の治療と併用でもいい。

今日来院された女性は5月と8月上旬に片頭痛の発作を起こしたが、二度とも1回の治療で痛みと吐き気が治まり、鍼灸の効果を実感されたそうだ。今回3回目だが朝から急に左コメカミ付近に拍動性の痛みを感じ、嘔吐して今も吐き気が止まらない状態でお見えになった。

使うツボは手足1穴づつだが、この2穴をワンセットにして効果が出るまで少し時間を置き繰り返した。2回まで効果なし。3回目で吐き気が楽になり4回目で痛みが減った。痛みが取れたら左の首筋に凝り感を訴えられた。しかし、今日はここで治療を終えた。この凝りを取ろうとすると痛みが再現する可能性があるからだ。

実際5月の治療では、同時に首のコリをとる治療を加えたら痛みが再現した。そこで今回は1日おいて首の治療をすることにした。片頭痛は単独よりも緊張型頭痛と混合していることが多く、普段から首や肩のコリを溜めないことも大切だ。

  

  • Posted by へんせき at 22:31Comments(2)脳・精神・神経