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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年06月13日

授乳中のアレルギー

昨日は慈恵医大第三病院主催の公開健康セミナーが午後2時から開催されたので診療を早めに切り上げ参加した。演題は「健康長寿のための食事とは」ー食に始まり、食で輝くーで糖尿病・代謝・内分泌内科の横山淳一先生が講演された。私は東洋的な食との対比で興味があったが、会場は満員で少し遅刻した私は別室の森田講堂での聴取になった。

ご存知ない方も多いと思うが同病院は森田療法(精神科医 故森田正馬先生提唱)の専門施設でもある。さて、横山先生のお話を要約すると ①精白されない穀物 ②オリーブ油 EAP DHA ③パスタ ④緑黄色野菜(βーカロテン)ビタミンC ⑤たんぱく質を上手に摂る地中海型食事を推奨されていた。料理の腕もなかなかのようで独自の料理の紹介もあった。病院食も工夫されているそうだ。

  

講演も終わりに差し掛かったとき先月腰痛で一度治療した患者さんから治療依頼のメールが入った。会場を出て電話するとアレルギー性の湿疹で痒みが治まらない。皮膚科に行ったが授乳中で充分に薬が使えないので鍼で痒みを抑えて欲しいとのことだった。すぐ来てもらう事にした。

最初は足首付近だけだったが、今は膝から下、両腕、首まで広がっている。医者の説明によると授乳中は抵抗力が落ちるのであなたは豆類の食品にアレルギーを起こしている。卒乳すればよくなるとのことで内服薬と塗り薬が処方された。3日薬を使っているが改善しないそうだ。

治療はいまの痒みの状態を本人に自覚させ治療により痒みや皮膚の感覚が変化するか確かめながら副交感神経を抑えるツボに鍼を3回繰り返した。しばらくするとぶり返すことが予想されるのでその時の対処法を指導して治療を終えた。このような急性のアレルギーは数日間は毎日治療すると効果的なので自宅治療が出来ないようなら来院してもらうことにした。  続きを読む

  • Posted by へんせき at 08:11Comments(0)アレルギー